お尻にボリュームを出したいな。家でヒップアップのためにできることないかな。
こういった悩みにお答えします。
本記事では、ヒップアップに効果的なトレーニングを知りたい方に向けて書いています。
この記事を読むと、ヒップアップに必要なことと体への効果や、家でできるエクササイズやほぐし方がわかります。
それでは、さっそく順に確認していきましょう。
ヒップアップに必要なことと体への効果
ヒップアップで痩せやすい体に
コロナ禍の影響で家で過ごす時間が増えると、動くことが少なくなり足を動かす機会が減った方も多いと思います。
外に出ずに歩くことが減ると、下半身の筋肉を使う時間が減ります。歩く時に働く臀筋やハムストリングなど、お尻や太ももを作っている筋肉は体の中でも非常に大きな筋肉です。
歩くことが減ると大臀筋やハムストリングを使うことが減り、体としての筋肉量も減り基礎代謝も下がり、痩せにくい体になります。
逆に言えば、ヒップアップをして臀筋やハムストリングを使うことが、基礎代謝アップにつながり、痩せやすい体につながります。
筋膜ほぐし&ストレッチでヒップアップ
動くことが少なかったり筋肉が硬くなると、ふっくらとした形の良いヒップは作れません。座っている時間が長いとお尻の筋肉も硬くなりやすいので、ほぐし方もご紹介していきます。
またお尻周りの筋肉だけでなく、股関節をほぐし動かすこともとても大切です。
股関節が硬いと、臀筋が働きにくく腰にも負担がかかりやすくなります。股関節をいろんな方向に動かしたりストレッチすることで、股関節もほぐれ、臀筋やハムストリングも働きやすくなります。
ヒップアップで姿勢を整えウエスト引き締め&脚長効果
姿勢とヒップアップはとても関連性があります。
ヒップアップをするためには姿勢や骨盤を整える必要があり、逆にヒップアップをすることで姿勢が整い、ウエストも引き締まりやすくなります。
また、臀筋がしまりお尻が上がると、脚が長く見えるという効果もあります。臀筋を鍛えることで、お尻と脚の境界線がしっかりわかるようになり、ヒップアップのために臀筋を鍛える時に、太もも周りの筋肉も鍛えられることが多く、脚が引き締まります。
ウエストも引き締まり、脚も長くなる効果もあるヒップアップに関わる筋肉や姿勢について詳しく見ていきましょう。
ヒップアップに必要な筋肉
お尻を形作る臀筋
臀筋はお尻に厚みを与えてくれて、引き上げてくれるのにもとても大事な筋肉です。
臀筋は大臀筋(お尻の後ろ側)、中臀筋&小臀筋(お尻の横側)と3層に分かれています。大臀筋が一番表面に近いところにあり、中臀筋はその内側に、小臀筋は中臀筋をサポートして同じような働きをします。
下記の図は脚を後ろに伸ばした時(股関節の伸展)に働く筋肉です。
大臀筋は股関節を伸ばしたり、股関節を外にねじる(外旋)する動きに役立っています。歩いたり走ったりするときに、脚を後ろに蹴り出す時に働きます。
お尻を作っている筋肉大臀筋は体の中でも非常に大きな筋肉なので、効果も出やすく、上にお伝えしたように代謝アップにもつながります。
筋肉の大きさランキングでは第2位の「大臀筋」!
1位は太ももの前側にある「大腿四頭筋」です。
後ほどご紹介するエクササイズには大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングを使うエクササイズを盛り込んでいますので、ヒップアップだけでなく代謝アップにもとても効果的です。
中臀筋・小臀筋は股関節を外に開く(脚を横に開く)時に働く筋肉です。股関節を外にねじったり、内にねじったりするのにも関わっています。
また立っている時や歩いている時に、骨盤がぶれないように支えてくれているのがこの筋肉です。片足で立つ時に骨盤がぶれてしまう場合はこの中臀筋が働いていない状態になっています。
太ももの後ろにあるハムストリング
ハムストリングは 太ももの後側にある筋肉で、お尻の付け根から太ももの裏側、膝裏周辺にある筋肉です。
ハムストリングは上の図の中にある、半腱様筋・半膜様筋、大腿二頭筋から成り立っています。
膝を曲げたり、股関節を反らす(脚を後ろに伸ばす)動きに役立ちます。
ハムストリングが硬くなってしまうと、股関節がうまく動かず、動きを腰や骨盤でカバーしてしまい腰痛の原因にもなります。
さらに、ハムストリングが硬くなってしまうと骨盤を後傾方向に引っ張る力があり、ヒップラインも下がってしまい、下腹に力が入りにくくなり、ぽっこりお腹の原因にもなります。
骨盤の状態とヒップライン
まずはご自身の骨盤がどうなっているかをこちらの記事で確認してみましょう。
骨盤が前傾している方は、お尻が上がって見えますが、反り腰になっており、腹筋に力が入っておらずお腹が出て見えます。腹筋を使わず反り腰になっているので、腰に負担がかかり腰痛も出やすくなっています。
逆に骨盤が後傾しているとお尻が下がって見え、臀筋やハムストリングが縮み硬くなっている方が多いです。ヒップラインが下がるのと、猫背にもなりやすくなります。
目指したい状態としては骨盤がニュートラルにある中で、お尻がキュッと上がっている状態です。
腹筋が働いた状態で、骨盤がニュートラル(前傾しすぎず、後傾していないちょうど中間の状態)にあり、臀筋がしっかり働くと、この骨盤の位置が保てるようになります。また骨盤の位置が整うことで、背骨もニュートラル(猫背でも反り腰でもなく)が保ちやすくなります。
ヒップアップに効果的なエクササイズ
お尻に厚みを作りキュッと引き上げショルダーブリッジ
@kspilates21 レッスンチラ見せ 火曜日12:00 ##musicpilates ##トレーニング ##ピラティス ##おうちで過ごし隊 ##ピラティスインストラクター
By Kayo
(火)12:00~12:30 ミュージックピラティス
股関節をほぐしながらお尻周りに効かせるクラム
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By Kayo
(火)12:00~12:30 ミュージックピラティス
お尻を引き締める中臀筋を鍛えるレッグトゥーサイド
@kspilates21 レッスンチラ見せ kyo第2&4 土10:00 ##チェアーピラティス ##トレーニング ##ピラティス ##おうちで過ごし隊 ##ピラティスインストラクター
By Kyo
第2&4(土)10:00~10:30 チェアーピラティス
臀筋とハムストリングに効かせる王道スクワット
※ヒップアップにより効くワイドスクワットバージョン
より外旋筋や中臀筋に効かすには、脚の幅を肩幅ほどの広めに開き、つま先を外に向け股関節を外にねじる状態で同じ動きをしてみましょう。
股関節の可動域がより広がります。
太もも・お尻の筋膜リリース
※お尻をほぐすアレンジ
同じやり方でボトルをあてる位置を、お尻の後ろにもあててみましょう。大臀筋のあるお尻の後ろ側だけでなく、体の位置を少しねじり、お尻の横にある中臀筋にもあてほぐしてみましょう。
個人的にはヒップアップは成果が出やすいので大好きなエリアです。長い時間座った後や、立って作業をしている間にもお尻まわりは鍛えられるのでとても取り入れやすいエクササイズです。
お尻を立体的に厚みが欲しい方はある程度の脂肪は必要です。一時痩せすぎて脂肪が減った時に、お尻もだいぶボリュームダウンしてしまいました。痩せすぎているとお尻に脂肪はつきにくいので、ボリュームが欲しい方はある程度脂肪をつけ、筋肉を鍛えることが必要になります。
日常生活の中でお尻周りを鍛えヒップアップを!
今回紹介させていただいたエクササイズを立ちながら日常生活の中に取り入れたり、寝る前やゴロゴロしている時に取り入れることでヒップアップをしていきましょう!
大きな筋肉であるお尻まわりや太ももを鍛えることで、代謝アップをはかり痩せやすい体になりましょう!そしてキュッと引き締まったお尻を作りましょう!
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2021/11/27 Kyo チェアーピラティス「脚引き締め&ヒップアップ」
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